こんにちは。多肉植物研究所、運営者の所長です。

「冬の間、日照不足で大切なアガベが徒長してしまったらどうしよう…」
「せっかく高いお金を出して買ったパキポディウム、室内に入れた途端に元気がなくなってしまった…」

多肉植物や塊根植物(コーデックス)を愛する私たちにとって、日本の住宅環境における「光不足」は、常に付きまとう深刻な悩みです。特に、日照時間が短くなる冬場や、長雨が続く梅雨の時期は、植物たちにとって生死を分ける過酷なシーズンとなります。私自身もかつては、日当たりの悪い部屋でいくつものコレクションを徒長させ、あの引き締まっていた美しいフォルムを台無しにしてしまい、枕を濡らした夜が何度もありました。

そんな私たちの救世主となるのが、「植物育成ライト」です。しかし、いざ導入しようとAmazonや楽天を開くと、数えきれないほどの種類のライトが並んでいて、どれを選べばいいのか途方に暮れてしまいますよね。安価な中華製ライトから、数万円する高級ライトまで、その価格差も性能差もピンキリです。

そんな中、SNSやYouTube、そしてプロの栽培家の間で圧倒的な信頼と実績を勝ち取っているのが、日本発のブランドBARREL(バレル)社が展開する「AMATERAS(アマテラス)」と「TSUKUYOMI(ツクヨミ)」です。

ですが、ここでまた新たな壁にぶつかります。
「正直、どっちも良さそうで選べない!」
「カタログの数値を見ても、専門用語ばかりで何が違うのかわからない」
「私のアガベには、結局どっちがベストなの?」

そのお悩み、痛いほどよくわかります。決して安くはない買い物ですから、絶対に失敗したくないですよね。そこで今回は、多肉植物研究所の所長であり、普段はカメラマンとして「光」を扱う仕事をしている私が、実際に両方のライトを長期間使用し、アガベや塊根植物への生育への影響を徹底的に検証しました。

この記事は、単なるカタログスペックの比較記事ではありません。あなたの「育てたい植物の種類」「理想とする株の姿」「お部屋のインテリア」に合わせて、後悔のない一本を選び抜くための、完全保存版のバイブルです。

この記事のポイント
  • ツクヨミとアマテラスの光学的な決定的な違いと、それが植物生理に与える影響
  • アガベ、塊根植物、エケベリアなど、あなたの植物に合わせた最適な使い分け戦略
  • 絶対に失敗しないための「照射距離」と「設置方法」の黄金ルール
  • 電気代や寿命など、ランニングコストを含めた経済性のリアルな検証データ

多肉植物LEDのツクヨミとアマテラスを比較した性能差

多肉植物LEDのツクヨミとアマテラスを比較した性能差

それではまず、BARREL社が誇る二大フラッグシップモデル、AMATERAS(アマテラス)とTSUKUYOMI(ツクヨミ)の基本性能を解剖していきます。「なんとなく色が違うだけでしょ?」と思っているなら、それは大きな間違いです。この二つは、開発の出発点となるコンセプトから設計思想まで、全く異なるアプローチで作られた「似て非なるもの」なのです。

スペックの違いとそれぞれの特徴

両者の違いを一言で表現するならば、以下のようになります。

  • AMATERAS:太陽光の「見え方」と「バランス」を完璧に再現することを目指した、万能型の芸術家
  • TSUKUYOMI:植物の「光合成」と「成長速度」を極限までブーストすることを目指した、特化型の職人

細かな数値の違いを以下の比較テーブルにまとめました。PCでは全体が見渡せ、スマホでは横にスクロールして細部まで確認できるようにしています。

比較項目 AMATERAS (アマテラス) LED 20W TSUKUYOMI (ツクヨミ) LED 20W
コンセプト 太陽光の再現・インテリア性・徒長抑制 光合成効率の最大化・成長促進・開花促進
色温度 (Kelvin) 約5900K (昼光色)
青白く澄んだクリアな光。正午の太陽光に近い。
約4000K-5000K (白色~暖色)
少し黄色がかった温かい光。夕方や春の日差しに近い。
演色評価指数 (Ra) Ra97 Ra97
PPFD (40cm直下) 406 ~ 610 μmol m⁻² s⁻¹ 507 μmol m⁻² s⁻¹
照度 (40cm直下) 約18,050 ~ 29,000 lux
人間の目には強烈に明るく感じる。
約21,690 lux
数値上はアマテラスより控えめだが光量は十分。
全光束 (Lumen) 2098 ~ 2868 lm 2098 lm
定格寿命 30,000時間 20,000時間
ボディカラー ブラック / シルバー ブラック / ホワイト
重量 約295g ~ 330g 約350g

💡 補足:数値の変動について
上記の数値はモデルの世代(10W/20Wの違いや、NEOなどの派生モデル)や製造ロットによって多少変動する場合があります。BARREL社は常に製品アップデートを行っているため、最新情報は公式サイトで確認することをお勧めします。しかし、基本的な「アマテラスは青系バランス型」「ツクヨミは赤系パワー型」という性格の違いは変わりません。

PPFDと照度から見る光の強さ

PPFDと照度から見る光の強さ

植物育成ライトを選ぶ際、最も多くの人が陥る罠があります。それは「照度(Lux:ルクス)」だけで判断してしまうことです。「Luxが高い=良いライト」だと思っていませんか?実は、植物にとっての「明るさ」と、人間にとっての「明るさ」は全く別物なのです。

Lux(照度)とPPFD(光合成有効光量子束密度)の決定的な違い

ここで、少し専門的な光学の話を整理しておきましょう。この違いを理解していないと、ライト選びで失敗します。

指標 意味 植物栽培における重要性
照度 (Lux) 人間の目が感じる明るさ。
人間は「緑色」や「黄色」の光を最も明るく感じるため、これらの波長が強いとLuxが高く出る。
あくまで「目安」。
高くても植物が育つとは限らない。
部屋のインテリアとしての明るさ確保には重要。
PPFD (μmol) 植物が光合成に使える光の粒の量。
(光合成有効光量子束密度)
単位は μmol m⁻² s⁻¹(マイクロモル)。
最重要指標。
植物にとっての「食事の量」。
これが高ければ高いほど(限度はあるが)、光合成速度が上がり、成長が促進される。

アマテラスは照度(Lux)が非常に高く、最大で約29,000luxにも達します。これは人間の目には強烈な「眩しさ」として映ります。部屋全体をパッと明るくしたいなら、間違いなくアマテラスです。

一方、ツクヨミは約21,690luxと、照度だけ見ればアマテラスより暗く感じるかもしれません。しかし、PPFD(40cm直下)は約507μmol m⁻² s⁻¹を叩き出します。これは真夏の直射日光(約2000μmol)には及ばないものの、春や秋の屋外、あるいは薄曇りの日の日向と同等のエネルギー量です。

「数値上の明るさ(Lux)」に惑わされず、「実質のエネルギー(PPFD)」を見る。これが玄人の選び方です。BARREL製品が信頼できるのは、このPPFD値を正直に公開している点に尽きます。

色温度や波長が育成に及ぼす影響

光の「強さ」だけでなく、「色(質)」も植物の形を作る上で決定的な役割を果たします。アマテラスの青色光と、ツクヨミの赤色光。それぞれの波長が植物のホルモンにどのような指令を送っているのか、以下のテーブルで比較します。

光の色(波長) 青色光(Blue Light)
AMATERASで強化
赤色光(Red Light)
TSUKUYOMIで強化
主な作用 ・茎の伸長抑制(徒長防止)
・気孔の開口促進
・光屈性(光に向かう性質)の誘発
・クリプトクロム等の受容体が反応
光合成の最大化(クロロフィルの吸収ピーク)
・葉面積の拡大
・花芽分化、開花の促進
・発根の促進
植物の姿への影響 葉が厚くなり、節間が詰まる。
ガッチリと引き締まった「締まった」株になる。
アガベの鋸歯が発達しやすい。
成長速度が速くなる。
全体的にボリュームが出る。
早く大きく育つ。
塊根部の肥大が良い。
おすすめのフェーズ ・成株の維持管理
・徒長しやすい時期(梅雨・冬)
・コンパクトに仕上げたい時
・幼苗や子株の育成期
・発根管理(ベアルート株)
・花を咲かせたい時

AMATERAS(約5900K):青色光の役割
アマテラスの青白い光は、植物に「ここは明るいから、無理に伸びなくても大丈夫だよ」というシグナルを送ります。これにより、植物は茎を伸ばすエネルギーを節約し、その分を葉の厚みや棘の形成に回すことができます。アガベ・チタノタのあの魅力的な「ボール型」を作るには、この青色光の抑制効果が必要不可欠です。

TSUKUYOMI(約4000K〜5000K):赤色光のブースト
対してツクヨミは、光合成効率が最も高い赤色波長を強化しています。これは植物にとって「栄養満点のご飯」です。特に、輸入直後で体力を消耗している株や、早く大きくしたい実生苗には、この赤色光のエネルギーが特効薬となります。

ポイント:波長の使い分け
・「形」のアマテラス
・「速さ」のツクヨミ
と覚えておくと分かりやすいでしょう。

演色性Ra97と見え方の違い

演色性Ra97と見え方の違い

BARREL製品を一度使うと、他のLEDに戻れなくなる理由の一つが、この「演色性(Ra)」の高さです。Ra100が太陽光そのもの。一般的なLEDがRa80程度であるのに対し、アマテラスとツクヨミはRa97という、美術館や医療現場の手術灯で使われるレベルの数値を誇ります。

私はカメラマンとして20年以上光を扱ってきましたが、このRa97という数値は本当に凄いです。
これは単に「キレイに見える」だけではありません。植物の葉色の微妙な変化、例えば「ちょっと色が薄くなってきたかな?(肥料切れ)」とか、「葉の裏に小さな点があるぞ?(ハダニの初期症状)」といったサインを、早期に発見できるという実用上の大きなメリットがあります。光が濁っていないため、植物の状態が手に取るようにわかるのです。

インテリアとの相性比較

演色性は同じでも、色温度(K)の違いで部屋の雰囲気はガラリと変わります。

モデル 光の印象 相性の良いインテリア
AMATERAS クール・シャープ・モダン
真昼の太陽のような、スッキリとした青白い光。清潔感がある。
・コンクリート打ちっ放し
・モノトーン(白・黒・グレー)
・ガラス、ステンレス、アクリル素材
・アクアリウム水槽
TSUKUYOMI ウォーム・リラックス・ナチュラル
夕方や春の日差しのような、温かみのある光。落ち着きがある。
・木製家具(ウッドラック)
・アンティーク、ヴィンテージ調
・ドライフラワー
・和室や寝室

寿命と耐久性のトレードオフ

購入前に知っておくべき、少し耳の痛い事実があります。それは寿命の差です。

  • アマテラス:約30,000時間
  • ツクヨミ:約20,000時間

ご覧の通り、ツクヨミの方が寿命が約33%短くなっています。1日12時間点灯した場合、アマテラスは約6.8年、ツクヨミは約4.5年です。
「なぜ同じメーカーなのにこんなに違うの?」と思われるかもしれませんが、これには技術的な理由があります。ツクヨミは、植物の成長に特化した特殊な波長(特に強い赤色光)を高出力で出すために、LEDチップや蛍光体に高い負荷をかけています。

つまり、ツクヨミは「寿命を削ってでも、植物への効果(スペック)を優先した」という、ある意味でF1マシンのような設計思想で作られているのです。コストパフォーマンスを最優先し、一度買ったら長く使いたいならアマテラス。消耗品と割り切ってでも、今の植物の成長速度を取りたいならツクヨミ。このトレードオフを受け入れられるかが、選択の分かれ道となります。

多肉植物LEDのツクヨミとアマテラス比較と導入ガイド

多肉植物LEDのツクヨミとアマテラス比較と導入ガイド

スペックの違いが深く理解できたところで、いよいよ実践編です。「で、私の植物には結局どっちがいいの?」という疑問に、具体的な植物名を挙げてお答えします。

アガベ育成ならどっちがいい?

今もっとも熱いアガベ・チタノタ(Agave titanota)。「白鯨」「シーザー」「ハデス」など、高価なコレクション株を育てている方も多いでしょう。この植物の価値は「フォルム」で決まると言っても過言ではありません。

形状重視・徒長絶対阻止なら「AMATERAS」

アガベを徒長させず、ボール状に丸く、鋸歯(棘)を厳つく育てたいなら、青色光が豊富なアマテラスが第一選択です。青色光による伸長抑制効果で、葉がビローンと伸びるのを防ぎます。特に、完成された株の維持管理には最適です。室内の風通しが悪く、ただでさえ徒長しやすい環境の方も、アマテラスの青い光が強力な抑止力になります。

成長・発根・サイズアップ重視なら「TSUKUYOMI」

一方で、輸入直後のベアルート株(根が無い株)や、これから大きくしたい子株には、ツクヨミの光合成促進パワーが効果的です。赤色光は植物の代謝を高め、発根のスイッチを入れる手助けをします。「なかなか根が出ない…」と悩んでいる株があれば、ツクヨミに変えてみる価値は十分にあります。また、葉の枚数を増やして早く親株サイズにしたい場合もこちらです。

究極の運用:二刀流
私の周りの上級者は、ベースライトとしてアマテラスを使いつつ、成長させたい株にだけツクヨミをスポットで当てるという「併用スタイル」をとっていることが多いです。予算とスペースが許すなら、これが最強の布陣です。

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徒長防止や発根管理への効果

徒長防止や発根管理への効果

植物ごとの相性をマトリックス表にまとめました。あなたの手持ちの植物と照らし合わせてみてください。

植物ジャンル AMATERAS推奨度 TSUKUYOMI推奨度 理由・コメント
アガベ(成株) ◎ (最適) 形を崩さない維持管理には、青色光のアマテラスが最強。鋸歯も白くなりやすい印象。
アガベ(子株・発根) ◎ (最適) 早く大きくしたい、根を出させたいならツクヨミのパワーが必要。代謝が上がる。
塊根植物
(パキポディウム等)
◎ (最適) 自生地の強い日差しと熱を好むため、暖色系のツクヨミと相性が良い。お腹(塊根)が太りやすい。
エケベリア ◎ (最適) 最も徒長しやすい。アマテラスでガッチリ締めるのが吉。紅葉も綺麗に見える。
ハオルチア どちらも強すぎるので距離を離すか遮光が必要。見え方の好みで選んでOK。
実生苗(幼苗) ◎ (最適) 成長速度重視ならツクヨミ。ただし距離管理は慎重に。焼きすぎ注意。

推奨される照射距離と設置方法

「良いライトを買ったのに枯れた!」という失敗の9割は、設置距離の間違いです。

光の強さは、距離の二乗に反比例します。つまり、距離を2倍離すと、光の強さは半分ではなく「4分の1」になります。逆に近づけすぎると、強烈なエネルギーと輻射熱で植物が焼けます。適切な距離を見極めることが、成功への鍵です。

距離と照射時間の黄金比

以下のテーブルを参考に、初期設定を行ってください。

対象植物 推奨距離
(発光面⇔成長点)
照射時間 運用のポイント
アガベ・塊根植物 30cm ~ 40cm 10 ~ 12時間 最も強光が必要。30cmより近づける場合はサーキュレーターの風を当てて熱を逃がすこと。
エケベリア・サボテン 20cm ~ 30cm 8 ~ 10時間 徒長しやすいので近距離照射推奨。ただし紅葉期以外は少し離しても良い。夏場は蒸れに注意。
ハオルチア・観葉植物 50cm ~ 80cm 8 ~ 10時間 強光は葉焼けや濁りの原因に。かなり離すか、リフレクターを外して拡散光にする。

失敗しない「馴化(じゅんか)」スケジュール

高性能ライトを導入した直後にやってしまいがちな最大の失敗、それが「喜び勇んでいきなり至近距離照射」による葉焼けです。

これまでショップの棚や部屋の隅で、弱い光に慣れていた植物にとって、ツクヨミやアマテラスの光は「真夏の砂漠」に放り出されたようなものです。細胞内の葉緑体が破壊され、葉が白く色が抜けたり、黒く炭化したりして、二度と元に戻らなくなります。これを防ぐために、以下のスケジュールで徐々に光に慣らしていく「馴化」を必ず行ってください。

期間 設定距離 アクション
1週目 60cm ~ 80cm まずは遠くから。葉の色が悪くならないか毎日観察する。「ちょっと暗いかな?」くらいで丁度いい。
2週目 50cm ~ 60cm 問題なければ10cm近づける。植物が光合成のために水を吸い上げる量が増えてくるはず。
3週目 40cm ~ 50cm さらに近づける。成長点の色が生き生きしているかチェック。
4週目以降 30cm ~ 40cm 目標距離へ。ここからは個体ごとに微調整を行う。徒長しそうなら近づけ、焼けそうなら離す。

💡 設置には「専用ソケット」が必須です

ツクヨミやアマテラスは約350gと重量があるため、安価なクリップライトだと重みで垂れ下がってしまいます。BARREL純正、もしくは耐荷重のあるソケットを必ず選びましょう。

📡 光を広げるならリフレクターも

光が強すぎて葉焼けが心配な時や、範囲を広げたい時に役立ちます。

毎月の電気代とコスト計算

毎月の電気代とコスト計算

「24時間つけっぱなしにするの?」「電気代が怖い…」
そんな不安を解消するために、リアルな電気代を試算しました。導入コストだけでなく、ランニングコストも把握しておきましょう。

前提条件:
・使用モデル:AMATERAS / TSUKUYOMI 20W
・照射時間:1日12時間
・電気料金単価:31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の新電力料金目安単価)

設置台数 1日の電気代 1ヶ月(30日)の電気代 年間電気代
1台 約7.4円 約223円 約2,678円
3台 約22.3円 約669円 約8,035円
5台 約37.2円 約1,116円 約13,392円
10台 約74.4円 約2,232円 約26,784円

ライト1台あたり、月額およそ223円です。缶コーヒー2本分、あるいはペットボトルのお茶1.5本分です。
例えば、3万円で購入したアガベ・チタノタが、光量不足で徒長してしまい、葉がビローンと伸びて観賞価値が3,000円くらいに下がってしまうリスクを考えてみてください。「月額200円の保険料」で、その3万円の株の価値と美しさを守れると考えれば、これは非常にコストパフォーマンスの良い投資だと言えませんか?

(出典:経済産業省 資源エネルギー庁『省エネポータルサイト』

💡 スマートプラグの推奨
電気代を管理し、植物のリズムを作るために「SwitchBot」などのスマートプラグ(タイマー)は必須です。毎日手動でON/OFFするのは現実的ではありませんし、消し忘れは植物のリズムを崩します。

⏱ 所長も愛用中の管理アイテム

毎日決まった時間にON/OFFしないと植物のリズムが狂います。「SwitchBot プラグミニ」ならスマホで時間設定でき、消費電力もリアルタイムで見れるので、電気代の管理もバッチリです。

多肉植物LEDのツクヨミとアマテラス比較の総括

長くなりましたが、最後にツクヨミとアマテラスの比較の要点をまとめます。あなたの決断を後押しするチェックリストとしてご活用ください。

📍要点の振り返り
  • 設計思想の違い:アマテラスは「太陽光の再現(バランス型)」、ツクヨミは「成長促進の特化(パワー型)」。
  • 光の色味:アマテラスは青白くクリアでモダンな印象、ツクヨミは暖かくリラックスした印象。
  • 演色性:両者ともにRa97という最高峰の数値を誇り、植物の健康チェックや観賞に最適。
  • 寿命の差:アマテラスは約30,000時間、ツクヨミは約20,000時間。ツクヨミは性能重視の短命設計。
  • 徒長防止なら:青色成分が豊富なアマテラスが有利。形を崩したくない成株管理にはこれ一択。
  • 成長・発根なら:赤色成分が豊富なツクヨミが有利。輸入株の立ち上げや育成期に真価を発揮。
  • 設置距離:アガベなら30cm~40cmが目安。近づけすぎによる葉焼けには厳重注意。
  • 馴化(じゅんか):導入時は60cm以上離し、1ヶ月かけて徐々に近づけるプロセスが必須。
  • ランニングコスト:1日12時間使用で月額約230円(目安)。大切な植物を守る保険料と考えれば格安。
  • インテリア性:モダンな部屋にはアマテラス、ナチュラル・アンティークな部屋にはツクヨミが馴染む。
  • リフレクター活用:範囲を広げたい場合は別売りの「RF-D-01」を活用すると、光が柔らかくなり管理しやすくなる。
  • 最終結論:迷ったら、まずは自分の「育てたい植物のステージ(維持か成長か)」と「部屋の好み」で選んで間違いなし。予算が許すなら両方を併用して「いいとこ取り」をするのが最強の環境。

植物育成ライトは、単なる「光る電球」ではありません。それは、室内で植物と共に暮らすための「生命維持装置」であり、私たちのボタニカルライフを彩る「演出家」でもあります。

BARRELのライトをソケットにねじ込み、スイッチを入れたその瞬間、あなたの部屋の植物たちが、まるで自生地の朝日を浴びたかのように輝き出す光景を、ぜひ体験してみてください。その光景を見れば、「悩んだけど買ってよかった」と心から思えるはずです。

この記事が、あなたと植物との生活をより豊かにする一助となれば幸いです。それでは、また多肉植物研究所でお会いしましょう。

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